2016.01.16 【耳コピの手順】3、キーとコード

公開日:2016年01月16日

カテゴリ:ブログ記事

耳コピ話、3回めです。

※敬称略

 

 

◆◆◆3,キーとコード◆◆◆

 

楽器編成が取れたらいよいよ、もうバンバン音を取って行っていいかと思いますが、私は最初にキーとコードを聞き取ります。
曲の、和音の流れを最初に掴んでおくことで、後々一パートずつ音を取っていった時の手助けになることがあるからです。
例えば、極端な例ですが「メロディのこの音はミなのか、ミbなのか」とかが分からなかった時、取ったコードを確認してみて、それがCだったら、ミbであることは稀だと思います。売れ線のJ-POPだったら。

 

選曲の際に「J-POPがいい」と言った理由の一つがこれで、もちろん全てがそうではありませんが…J-POPだったら、Cのコードにミbがぶつかるような、不協というか…複雑な音の重なり方はあまりしないからです。
コードについても、私はまだまだ分かっていないんですが、せいぜい5、6種類くらい覚えておけば、J-POPだったらだいたい拾えると思います。◯、◯m、◯7、◯M7、◯sus4、◯dimくらいで。
もちろんコードの種類はまだあって、これだけだと例えばナインスとか拾えないんですが、いきなりそこまで拾わなくてもいいと思います。

 

キーについては、何かこう曲がジャーンって落ち着くところのコードを確認します。
あ、すみませんもし楽譜が手に入れば分かるようになってるので、手元にない前提の話です。楽譜からキーを読み取る話は、簡単なのでまた何かの機会にでも。
例があっちこっちしてすみませんが、UNISON SQUARE GARDENの「オリオンをなぞる」だったら
まずド頭ピアノのグリッサンドがあって、その後最初に鳴る和音、Eがこの曲のトニックコードだと思います。
Eメジャーですね。個人的にはホ長調って言ってもらったほうが馴染みがいいです。

 

コードの取り方は、ひとそれぞれやりやすい方法があるかと思いますが、
自分はコードが鳴っている数秒間だけリピート再生して、低い方から順番に、どんな音が鳴っているか聞き取っていきます。

04_cord

ある程度慣れたら、曲を聞きながらピアノで和音を鳴らして、不協せずバッチリはまればそれ、みたいな感じでザクザク取ります。
このざっくりしたやり方だと、後々1パートずつ音を取っていったときに、実はベースを聞き落としていて「Emだと思ったらCM7だった」みたいな間違いがあったりします。

コード取る前に、先にベースを全部コピーした方がいいっていう説もありますね。実際そのほうがコードは取りやすいと思います。まあでも自分が思うに好みというか…ニワトリタマゴ理論というか…この辺はあとでベースの耳コピするときにまた書こうと思います。

まあ最初に取るコードはざっとでもいいのでその時点では間違っていてもいいと思います。何となくの構成音がつかめれば。

 

自分はコードっていう概念が何故この世に存在しているのか全く理解できない、っていうところからのスタートだったので、最初はコード譜を作るのにもメチャクチャ時間がかかりました。
1曲のコード取ってる時間があったらオリジナル曲が2,3曲作れるんじゃないかって思った。

今も得意じゃないんですが、コードをつかめているかどうかで曲の理解度が全く変わってくるし、耳コピをしても、それがどれだけ自分の身になるかが違うと思います。

 

あと、このコードを取る訓練だけでも、メチャクチャ耳が鍛えられます。耳コピぜんぜん無理、敷居が高い、と感じる方は、コードだけでも取ってみることをオススメします。

少なくとも自分は、いろんな曲のコードだけを延々聴き取る作業をしたあと、ウソみたいに耳コピがラクになりました。なんというか本当に筋トレというか…基礎体力みたいなのがつくんじゃないですかね。知らんけど。
もしコードを取るのにも時間がかかるようなら、ホントにゆっくりでいいと思います。休みの日に、10分とか20分とかだけチャレンジしてみる、とかでいいと思います。それだけでも全然違ってくると思います。

 

遠回りした話が続いてすみません。やっと次から実際に音を取っていきます。

 

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